百鬼夜行と暴走族 壱
side蓮華
「じゃあ、話すぞ」
翔炎がゆっくりと話し始めた
「琉威、十六夜さんといつから会えなくなった?」
「えっと、12年前...」
「そうか、やっぱりな。それと同じ時期に俺たちの前からも姿を消した」
「「「!?」」」
琉威だけじゃなく皆もびっくりしてる
「ある日十六夜様は倒れてたそうだ.....」
琉威は目を見開いて固まってる
そうだよね、全然知らなくてやっと十六夜さんのこと聞けると思ったのに突然そんなこと言われたら…
「百鬼が血だらけで倒れている十六夜様を見つけて仲間を呼びに本家に帰った。そして一緒に戻ると、......そこに十六夜様は居なかったらしい」
「え、嘘、でしょ?」
そう、あれは冬だった。あたしもその場に行ったけど居なかった
舞い落ちてくる雪は普通なら幻想的なもののはずなのに、そのときは何も感じなかったのを覚えてる
そして、降り積もった雪に染み込んだ赤い血、それも大量の......そして落ちていた片方の耳飾りと白い襟巻き
「じゃあ、話すぞ」
翔炎がゆっくりと話し始めた
「琉威、十六夜さんといつから会えなくなった?」
「えっと、12年前...」
「そうか、やっぱりな。それと同じ時期に俺たちの前からも姿を消した」
「「「!?」」」
琉威だけじゃなく皆もびっくりしてる
「ある日十六夜様は倒れてたそうだ.....」
琉威は目を見開いて固まってる
そうだよね、全然知らなくてやっと十六夜さんのこと聞けると思ったのに突然そんなこと言われたら…
「百鬼が血だらけで倒れている十六夜様を見つけて仲間を呼びに本家に帰った。そして一緒に戻ると、......そこに十六夜様は居なかったらしい」
「え、嘘、でしょ?」
そう、あれは冬だった。あたしもその場に行ったけど居なかった
舞い落ちてくる雪は普通なら幻想的なもののはずなのに、そのときは何も感じなかったのを覚えてる
そして、降り積もった雪に染み込んだ赤い血、それも大量の......そして落ちていた片方の耳飾りと白い襟巻き