百鬼夜行と暴走族 壱




「ありがとうっ」


じゃあ、またなと皆帰っていった



「帰れるか?」


待ってくれていた雷斗の声に涙をふきながら頷いて立った 



早く帰って十六夜さんからの手紙読みたいな……





倉庫に帰ったら一人にしてくれたから震える手で封筒を開けて手紙を開いた


< 41 / 330 >

この作品をシェア

pagetop