百鬼夜行と暴走族 壱
第2章

前進

side涼


「...あんなことがあったんだね」


「軽い気持ちで聞いたが、俺らの世界じゃ考えられないな。」


「あぁ」


「すげぇな」


「雷斗、何が?」


「その十六夜。...自分が死んでまで琉威を守ろうとしたんだな。...死んだかどうかは謎だが」


...ほんとにすげぇな。それ聞くと俺らの世界があまいと、まだ遊びのうちだと考えさせられる。


っていっても、俺らだって大切な仲間守ってるし!居場所があるだけでもいんだけどな!


でも格がちがうな...


琉威とかあいつらの話を聞く限り十六夜さんはいいやつそうだし、生きてて欲しいな


そして、会ってみてぇ…







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