百鬼夜行と暴走族 壱
「俺っ、あなたについていきたいです!」
『え?』
「今の話聞いて、そう思いました」
『でも、』
「あなたがいいんです!」
ずっと見つめていると、観念したように
『..じゃあ、一緒に行きましょう』
笑って、手を掴んで肩を貸してくれた
『少し歩くけど我慢できる?』
正直痛い。でも尊敬してるひとに迷惑かけたくない。我慢しよう
「はい!」
そう答えて、歩き始めて30分くらい
『あれが私の家』
そこには、とんでもなく大きい家があった。周りは塀に囲まれてる
「おかえり~!」
たくさんの妖怪が迎えた