百鬼夜行と暴走族 壱



「あんた、何者だ」



俺の思う限り媚びを売ってくる女たちとは違う

大人の雰囲気、誰もが見惚れるような...



「私情で答えることはできないんです」


私情?どっかのお嬢様か?


...まあ、いい。



「それより、今から時間あるか」

「晋吾!?」

「俺たちの居場所に連れていく。」


「居場所?...そんな簡単に見ず知らずの私がお邪魔しても…?」




...さすがだ。気に入った。



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