私の彼氏は特殊捜査官

秀side

間もなく11時。

どこを探しても、

爆弾なんか見つからない・・・



…あと10分。



その時だった。



「ありました!」



・・・あと10分で、

この爆弾を処理できるのか・・・


オレも残って、

それを見守った。



「もう時間がありません。

秀さんは早く出てください」



「オレの事は気にしないで、

早く作業を続けてください」



…あと5分。


巧妙に作られた爆弾らしく、

処理できない・・・


…あと1分。

< 74 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop