*秘密の甘々授業*
「前田さん、あたしからもお願いできないかしら?」
声のするほうを見ると、そこには優衣さんが立っていた。
「優衣さん…。」
「あたしも、大好きな人をある子に捕られそうなのよ。そんなこと絶対にさせたくないわ。だから、この場を借りて、決着つけたいのよ。」
「決着?」
「そう。簡単に言えば自分達の気持ちにきちんと終止符をつけたいの。その終止符をつけられるのはこの作品だけだと思うの。だから、お願いします。」