*秘密の甘々授業*
「あ、あれは…ただの照れ隠しだよ…。」
「へ?」
て、照れ隠し…?
「今日、オンエアだから、褒めようと思ったけど、全然俺のキャラじゃねーし。それで褒めるのがだんだん恥ずかしくなって、いじわるなこと言ったんだよ。だから、ドラマが始まる前に家に帰って、ドラマ一緒に観て、褒めようと思ってたんだ…。だから、あれは本心じゃなくて…」
あたしは、そんな隼人がたまらなくなって、自分から隼人の唇に自分の唇を重ねた。