*秘密の甘々授業*





「は?さっき言っただろ。台詞が棒読み。それに、変に演じようとしすぎ。そいつの気持ちになって、自然に演じればいいんだよ。おまえの場合は、なんっつうか、意識しすぎなんだよ。」






「そ、そんなに言わなくてもいいじゃん…。」






「おまえが教えろっつったんだろ。」






「そ、そうだけど…。てか、あなたにはあたしの気持ちなんてわかんないよ。才能があって、人気があって…。あたしだってもっといっぱい演じたいよ…。」






「はぁ…。なら、俺が指導してあげよっか??」





「…え?」





「そんな演技で、女優になれるわけないだろ??だから、俺がおまえに演技指導してあげるよ。」






え、えー!?






う、うそでしょー!!!





< 6 / 469 >

この作品をシェア

pagetop