恋愛、友情。ときどき涙。


それからしばらく音ちゃんと話をしていた。

音ちゃんの話はとっても面白くて聞いてて全然飽きなかった。


何となくみんなから人気があるのが分かる気がする……。


私も音ちゃんみたいになれたらなぁ……。


始業式が終わってホームルームが終わると音ちゃんは部活があるからと言って三上君と一緒に部活に行ってしまった。


クラスのほとんどが部活に行ってしまい、あっという間に教室には誰もいなくなった。

うーん……やっぱり部活に入った方がよかったのかも。


「あれ、沢木。
まだ残ってたのか」

「先生」

「ちょうどよかった。
手伝ってほしいことがあるんだ」


えっ……。

今からですか……?


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