恋愛、友情。ときどき涙。


その日の放課後。

ほとんどの人は部活に行ってしまい、残ってる人はもうわずか。


私も帰ろうとカバンを肩にかけたとき。


ふと、音ちゃんの机の上に何かが載せられっぱなしになっているのが見えた。


何だろう……?

近寄って見てみると……


「これ……音ちゃんのケータイだ」


忘れちゃったのかな?

きっとこのままだったら困るよね……。


……よし、届けてあげよう!


私は音ちゃんのケータイを手に取って教室を出た。


部活の時間だから体育館にいるよね!


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