恋愛、友情。ときどき涙。
動き出した歯車
音羽side


いつもの朝練。

マネージャーであるあたしはみんなよりちょっと早めに登校する。

体育館の鍵を開けて、窓を開ける。

それがあたしの仕事。


なのに今日は……


「……あれ?」


体育館が開いていた。

しかも中に誰かいる。


バレー部とかかな……?


こっそり中を覗いて見たあたし。


すると……


< 86 / 220 >

この作品をシェア

pagetop