†蝶鬼鈴†


「やはりな、その刀…」


土方さんを無視し、笑いながらこちらを見てくる。


って…え……?私の刀?


「あんたが言ってた、女ってあいつかぁ?」

後ろにいた一人が、口にする。


髪は長く、目付きが鋭い。

面白そうに、こちらを見てきた。



いったい……………
誰なの?



その時、

かすかに鈴の音を聞こえた気がした。


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