†蝶鬼鈴†
戦闘は始まった。
どちらとも、とても強い。
刀を振ったことは無いけれど、わかる。
この二人ならば、私なん一瞬で殺されるのだろう。
何故だろうか。
金髪の男から、“本気”を出していない感じがした。
カッキンッ
ん新選組の人。だんだん押されてきている。
「貴様の腕もこの程度か。」
金髪の男は、余裕の笑みを見せた。
「さて、そろそろ帰らせてもらおう。要らぬ邪魔立てをするのであれば容赦せんぞ。」
「悪いけど、帰せないんだ。僕たちの敵には死んでもらわなくちゃ。」
また戦いが始まる。
そして先に動いたのは新選組の男だった。
しかし、圧倒的に相手の方が圧倒的に強い。
容赦なく刀は振り上げられる。