†蝶鬼鈴†
その頃
「なぁ、何か最近。静乃ちゃんの様子おかしくないか?」
幹部の部屋で集まっていた永倉がはっした。
「俺も。おかしいと思う。平助は何か知らないか?」
「俺も変だと思って静乃に聞いたんだけどよ…」
「本当か!?で、何だって?」
皆、食いつくように平助を見る。
「それがよ…。誤魔化された。」
っと落ち込みながら言う。
「なんだよ…」
心配されていることに静乃は気付いていなかった。
もちろん…
その中に沖田がいることも。