†蝶鬼鈴†


せっかく、話そうとしてくれたと思ったが……


どうやら、そう簡単にはいかないらしい。


正直、この子は苦手だ。


みんなは、どうにも思っていないらしいけど。



「じゃぁ、私…」

っと言って、緩んだ僕の手から離れていった。



「まっ!「ねぇ、さっきね?」」


止めようとしたが、紗枝ちゃんに遮られてしまい。


結局、静乃ちゃんはどこかに行ってしまった。




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