†蝶鬼鈴†
狂い
『うそ………。』
「嘘ではない。全て事実だ。」
私が………鬼?
あの角がある生き物?
そんなの、信じられないよ…。
「案ずるな。もうお前を狙う奴らはいない。」
『私…これからどうなっちゃうの??』
それを少し安心したけど。
解決はしていない。
記憶を取り戻したとして、私はもう新撰組には帰れないの?
「ここに来たからには、覚悟を決めてもらうぞ。記憶を取り戻せばお前も少しは変わるだろ。」
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狂い