†蝶鬼鈴†
絶望している時だった。
パタパタパタ
どこからか、足音が聞こえた。
「皆さーん。お客様が来ていらっしゃるんですけどー!」
…なんでだろう。幹部の皆さんの顔がどんどん青白くなった?
足音は、どんどん近づいてきている。
「ち、千華!?」
原田さんは慌てて扉に走った。
けど、もう遅かったみたい。
「あ、皆さん。ここに居たんですか。今、お客様が…き……て………。」
その人は驚きに目を見開いていた。