†蝶鬼鈴†
治療が終わった時。

襖が開いた。



あっ……゛゛
体が震えた。怖い。
幹部達が入ってきた。

「少しいいかい?」


いきなり近藤さんが、謝ってきた。どうやら、私が長州じゃないことが分かったらしい。

「も、もぅ、いぃです。」

声が震える。
「しかし、だが「やめて!!!もぅ1人にして…下さい。」

皆目を見開いている。


「すまなかった、では。」皆出ていった。


叫んでしまった。でもまだ体が覚えいる、あの“死”を本気で考えた。
きっと悪い人達じゃないのは分かっている。でもまだ……。



その後静かに眠りについた。


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