†蝶鬼鈴†


しかし、かなりの量だ。
新撰組は、何十人といる。

困っていると、後ろからすまんと聞こえた。

ん?私は振り向くと、そこには斎藤さんが立っていた。


そっか!
斎藤さんも、当番か。
一人、解釈していると…

「困っているようだが?」

「あっ、実はお食事を運ぼうと、していたんですが、思ってたよりも重くて…」


「なら、俺が運ぶ。お前は、軽い物を運んでくれ。」


お礼を言って、私は軽い物を持ち。
皆が待ってる部屋に向かった。



そう言えば…
斎藤さんと、ちゃんとお話したの初めてだ。

なんか、無口で無愛想だから絡み難かったけど。
良い人なんだなぁ!


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