†蝶鬼鈴†

あはは、作ったの私です……。

「ちげーよ。俺達じゃなくて、静乃ちゃんが作ってくれたんだ。」

原田さんが不満そうな声で答える。

周りからは、だろーなと聞こえる。
「おい、お前らそれはどう言う意味だ?そんなに、俺の飯が不満か。」


原田さん…落ち着いて下さい。

「本当のことじゃないですか。」

沖田さん、さすが毒舌…。

言い返せない原田さん。



「しかし、この味噌汁は特に上手いなぁ~」

「近藤さん、ありがとうございます。」

近藤さんまでにも、褒められちゃった。

なんか嬉しいな?


誰かのために、してあげたいなんかババ様以外いなかったしね。


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