【完】君と僕はファンタスティック!?


「ただ、あの場所が良さそうだったから選んだだけ。」

「あ…そうだよね。」


「なに?お前に一目惚れしたとか思ってんの?自惚れるのやめれば?」


え…なに…

ただ聞いただけでそこまで言わなくてもいいじゃん。

気づいたら涙がでていた。

「…変な期待させたなら謝るわ。じゃ。」


…なにそれ。

自惚れてなんかない。




なぜか柴崎の言葉が痛い。


< 10 / 58 >

この作品をシェア

pagetop