【完】君と僕はファンタスティック!?
「ちょっと…外の空気吸おうかな。」
屋上にいくと、私は自分の目を疑った。
「え…柴崎と…誰?」
柴崎がある女の子と話していた。
年齢的には高1ぐらいだろう。
「し…柴崎?」
私は恐る恐る聞いた。
すると、びっくりしたように後ろを柴崎が振り返った。
「羅守…お前…大丈夫なのか?」
「あ…うん。」
その子は誰なの?
学校の子?柴崎が好きな人?
聞きたいけど聞けない。
「お兄ちゃん、この子誰なの?」
お…お兄ちゃん?