【完】君と僕はファンタスティック!?
恋の試練
「羅守、無事退院できてよかったな。」
「うん。柴崎のおかげだよ。」
あれから1ヶ月、私は心の病気になって入院したが、無事治り退院できた。
「美和のせいで心の病になるなんて…。俺は彼氏失格だな。」
「なにいってるの。柴崎のおかげで治ったんだよ。」
2人で歩いていると、ある人物が現れた。
「柴崎君!ずーっと待ってたんだよ。」
「咲良ちゃん?」
「あら?羅守がなんでここに?まさか付き合ってるの?」
「あぁ、そうだ。しかも約束した覚えはないぞ。」
「なんでよ!昨日言ったでしょ。映画見に行こって。」
「お前が一方的に言っただけだろうが。俺らは今から出掛けるから1人で行けよ。」
「なっ…私は柴崎君を諦めないから!羅守…覚えてなさい!」
「羅守、気にするな。行くぞ。」
「うん。」
私たちは歩き出した。
そのとき、また私たちに新しい試練が待っていた。