【完】君と僕はファンタスティック!?
え?好き?杉崎君が?
「え…そんないきなり…。」
「熊谷が辛いとき、俺がそばにいたい。」
「好きにならなくてもいい。ただ、少しずつ俺の方を向いてくれれば…。」
杉崎君は優しくて、スポーツ万能で頭もよく、お金持ちですごくイケメン。
でも、そんな杉崎君でも柴崎には勝てないよ。
「ごめん…。柴崎と付き合ってるの。」
「…ははっ…そうか…じゃぁ、友達以上恋人未満の関係になって?」
「私…杉崎君と最高の友達でいたい。だから、困ったときは友達として助けてくれる?」
「しょうがねぇな。分かった。熊谷の頼みならな。」
「これから最高の友達としてよろしくな。」
「うんっ!!」
私たちは手を握った。