Bitter Kiss.
ギィッ

「羽山−・・・」

南が電話を終えて戻ってきた。

「南♪♪」

南が戻って来て喜ぶ苺をよそに。

「・・・ごめん。

午後ムリになった・・・」

申し訳なさそうにに言った。

それでピンと来てしまう。

「・・・洋子から呼び出しあって・・・」

『洋子』

ズキンッ

・・・彼女の名前・・・。

南にすれば何気ない一言だったのかもしれない。

だけど・・・
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