Bitter Kiss.
彼女
次の日、
メールの通り部活の南を教室で待つ。

すっかり日は傾いて、夕暮れ。

夏のせいかまだ外は明るかった。

ガラッ

教室のドアが開く。

「お待たせ羽山」

「南♪」

校舎内にはもう生徒が残って居ないのか、シンとしてる。

「もう夏だね-」

「そうだな-」

他愛のない会話、
また幸せを感じる。

幸せを感じる度

不安も大きくなるんだけど・・・。
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