Bitter Kiss.
「ね-南-」

「ん-?」

「どうしてあの時苺にチュ-したの?

他の子はいっつも振ってるのに」


いつか南の部屋で、
南にくっついて聞いた。


「言い逃げしたヤツなんかいねぇし 笑

柱に激突してたのがなんか可愛かったの!」

南が面白そうに笑ってた。

けれどフッと真剣な顔になって。

「けどゴメンな。

俺、彼女いるから

しんどい思いさせてるな」

「苺平気だから」

全然気にしてない風装って、笑った。
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