彼氏にしたい男子No.1【続】最強ヤンキーに愛されて
「そっ…そんなの、普通にあるし…」


「だな。中身は結構女の子だもんな」


そう言って、九条くんはあたしを腕の中にすっぽりと包みこんだ。


うわっ…ドキドキするっ!






「…今回は山だからいないよね?」


「さあ?」


九条くんはイジワルそうに笑うと、あたしをさらにギュッと抱きしめる。


「そんなこと言わないでよ…ホントに苦手なんだってば」


「だったら、怖い目に遭ったら、すぐ俺を呼ぶこと。飛んでくから」


ドキッ。


もう…そんなこと言って、ホントに来てくれるのかな…。



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