不良に恋する歌姫。
『マジで!?今日…。』
「どしたの?」
『いや、大丈夫。でよっか。』
「そうだね。」
全然大丈夫じゃない。
実は、鍵を家に忘れて親が仕事から帰ってこないと家に入れない。
未来と別れて母さんに電話した。
『もしもし?母さん。』
「何ー。」
『鍵忘れたんだけど、何時に帰ってくる?』
「今日9時くらいになるんよ。仕事場に来なさい。鍵渡すから。」
『マジで!?めんどくさ…。』
「あんたが悪いんでしょ。仕事中だから切るよ。」
『えっ…。ちょ…。』
ブツ…
き、切りやがったっ!!