サ・プ・リ 2
『寂しいくせにさ
強がるよねぇ倫子は』

ルナはグラスを洗いながら

『やめちゃえば?そしたら楽になるじゃん』

『やめられないから。簡単に諦められないよちょっと電話してくる』

倫子は席を立って店の外に出た

『仕事大変なんじゃないかな・・大丈夫かな』

ルナは心配してた。もちろんあたしも。

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