星の王子にお願いを☆
「今一度問う。――そなた、どこから来た?」



低い声に、張りつめた空気が凍る。


これは、本気で怒っている。


思わず土下座してしまいそうなアザールの威厳ある雰囲気からして、彼は本当に王子なんだと悟った。



「……地球にある、日本です」


「地球?そなたやはり、違う宇宙から来たのか……?」






    ぷち☆





ついに、私のイラつきメーターが爆発した。

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