星の王子にお願いを☆
第一の章
今宵、出会う。
「ただいまぁ」
「おかえりお姉ちゃん!!」
玄関の扉を開けた私を真っ先に出迎えてくれるのは、いつも妹の桜だ。
桜は勢いよく私に抱きついた。
腰にまでつく、ウェーブのかかった茜色の髪。
私の腕に埋もれるは、大きな瞳に栄える長いまつげと、小さな鼻。
自分の肩までしかない背。
もう中学生なのに、未だに子どもっぽいけど、とても可愛い。
「おかえりお姉ちゃん!!」
玄関の扉を開けた私を真っ先に出迎えてくれるのは、いつも妹の桜だ。
桜は勢いよく私に抱きついた。
腰にまでつく、ウェーブのかかった茜色の髪。
私の腕に埋もれるは、大きな瞳に栄える長いまつげと、小さな鼻。
自分の肩までしかない背。
もう中学生なのに、未だに子どもっぽいけど、とても可愛い。