天神学園高等部の奇怪な面々26
「んー」

ネコミミと尻尾をピクピクさせながら少し考えたつりめは。

「にゃははっ、難しい事はよくわかんないや」

あっさり考える事を放棄。

「細かい事は気にしなさんなぁ」

同じく笑って誤魔化す銀。

この二人に訊いたのでは埒があかない。

「こはく先生はどうだったんですか?」

「僕ですか?」

虹華の問いかけに、こはくは目を丸くする。

「僕は臨時教員として天神学園にやってきて…ほら、武闘派教師陣は放っておかない人ばかりでしょう?完璧超人先生やしまじろう先生や、勿論すーも含めて…訳が分からないうちに、当たり前のように飲み会に誘われるようになったって感じかなぁ」

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