天神学園高等部の奇怪な面々26
「海水浴っ?」

ピカピカァンッ!

こはくの瞳が100万ボルトの輝きを放つ。

「うわあ!いいですねぇ!僕もご一緒していいですかっ?」

「参加して頂けますか?銀先生に、是非ともこはく先生をお誘いしてくれって頼まれていたものですから…」

「ええっ、ええっ!僕の方から連れてってってお願いしたいくらいですよ!」

妊娠してから遠出する機会がなかったこはく。

これは久々の気分転換になりそうだ。

「でも…侍先生が許してくれますかねぇ…」

アリスカの言葉に。

「大丈夫」

こはくはペロリと悪戯っぽく舌を出した。

「豪華三点セットなら確実ですから」

「????」

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