天神学園高等部の奇怪な面々26
「~~~~~っっっ」

途端に青ざめる銀の顔。

何だかんだ言って、愛しのなーちゃんにベタ惚れなのは銀も同様。

彼女に嫌われるような事はしたくないし、彼女にマイナスイメージを持たれるのも避けたい。

ましてや、勤務先の天神学園の女性達に悪い印象を持たれているなんて、なーちゃんに知られたら…。

「ん?」

愛らしく小首を傾げるこはくに。

「か…」

先程の増長ぶりはどこへやら。

「か、勘弁してよぉ、奥方センセ…」

銀はヘナヘナと項垂れる。

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