愛いっぱいCHU
私がそう言った後先生は私のことを少し抱きしめた。

「あすか・・」

「え・・!」

先生は・・私に深く、熱く、口づけをした・・。

「・・ん!・・」

熱い・・私・・。

先生にキスをされて私の頭の中は真っ白になって・・。

何も考えられなくなった。

私は立っていられなくなって化学準備室の扉を背にへたりこんだ。

そして先生はそんな私に覆いかぶさる。

「あすか・・あすか・・」

普段クールな先生が・・私を相手にこんなに・・こんなに私を求めている・・。

前に抱かれたときとは・・ちがう・・熱い・・感情むき出しで私を攻め立てる。

「あ・・ぁ・・先生っ・・あっ」

我慢できない・・。

思わず出る声を押し殺して手で口を塞いだ。

「先っ生・・だ、だめ・・声でちゃうよ・・や・・」

「・・だから?」

先生はそう言って自分のしていたネクタイをとても色っぽくはずして私が口を塞いでいた両手に・・とても鮮やかな手際で縛り付けた。

縛られた私の両手は先生が片手で私の頭の上の方で押さえつける・・。


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