愛いっぱいCHU
「・・・お前・・明日からウチにこい」

・・・えっ!

なっ、何の誘いーー!?

かなりうれしいんですけどっ。


私の顔は先生のそのひと言でかなりニヤついた。

「なにっ!?なにっ!?先生っ、うれしいっ。毎日会えるの!?」

「ああ・・」

私の顔と同じように先生の顔もニヤついていた。

うれしい、うれしすぎるっ。

春休みはデートの約束以外会えなさそうな感じだったから先生のこの誘いはかなりうれしい。

「いいか?明日の休みから勉強の用意をして朝10時にこい」


・・・は・・?

勉強の準備・・?


先生の顔・・なんだか怖くてみれないんですけど・・?


「あ・・の、先生?なぜ・・勉強・・?」

私はおそるおそる聞きながら、おそるおそる先生の顔を見てみた。


・・ひっ、眉間にシワがっっ。


「てめぇ・・、化学で赤点とっといてオレの彼女ヅラするつもりか!?あぁ!?」

こ・・怖い・・。

「春休みはこのオレが直々に化学の補習をしてやるから逃げんじゃねーぞ!」

・・なに!?

話が違うんですけどーー!?

平均とればいいんじゃなかったのー!?




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