愛いっぱいCHU
先生はそんな私の様子に笑いをこらえてる状態だった。

「先生!私のことからかってるの!?ひどい!」

私は先生に抱きしめられたドキドキと、こんな甘い恋人のような扱いに慣れていないことが急に恥ずかしくなって顔が真っ赤になった。

もちろん先生の顔なんてこれ以上みていられなかった。

「からかってねーよ。ごめん」

「だって・・笑ってた・・・」

先生の腕に力が少しはいって私のことをちょっときつく抱きしめた。

「いや・・・かわいいな・・と思ってさ・・」

「えっ」

かわいい・・っていったの・・?

先生の口から私のことをかわいいって・・。

「な、もう機嫌直せ」

先生が優しく私に説き伏せる。


ホントはね・・全然怒ってなんかいないんだよ・・私。

それどころかうれしくて・・。ちゃんと私の話聞いててくれたんだね・・。



私は抱きしめている先生の手を握った。

とてもあたたかくて・・私よりも全然大きい手・・。

今、私はこの腕の中にいるんだ・・。この手に抱かれてるんだ・・。

不思議・・エッチとかしてるのに・・なんだか今この状況の方がドキドキする・・。




「先生・・だいすき・・」


先生の中がこんなにも安心できるなんて・・思わなかった。

とても心地いい・・。


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