愛いっぱいCHU
「私っ、別に関係ないですからっ!」
私に横顔を見せながら下を向く優ちゃんの顔は唇を噛み締めながら今にも泣きそうだった。
「か、関係ないって・・優ちゃん純平くんのこと好きなんでしょ!?」
私は思わず勢いづいて声が大きくなってしまった。
しまった・・と思ったときにはすでに優ちゃんの顔は真っ赤になっていた。
「だから!?だから何なんですか!?仕方ないじゃないですか!だって純平が好きなのは私じゃなくて先輩なんだから!!」
「ゆ・・優ちゃん・・」
今まで見たことのない顔、聞いたことのない声で優ちゃんは泣きながら私に訴えた。
そんな優ちゃんを私は思わず抱きしめていた。
「優ちゃん・・優ちゃん・・」
想っても、想っても・・届かない辛さ・・切なさを私はだれよりも知っているはずなのに・・。
こんなにも彼女を傷つけてしまった・・。
好きで好きで・・涙が出る気持ち・・私も知っている。
優ちゃんをみているとまるで自分自身を見ているようだ。
次第に泣き止んだ優ちゃんはいつものような柔らかい表情になった。
「・・すいません・・先輩・・制服涙で濡らしちゃって・・」
優ちゃんは申し訳なさそうにペコペコする。
「ううん・・。どうせもうボロボロだから、私の制服は」
優ちゃんのピカピカの制服と見比べながらつい笑ってしまう。
「・・先輩?」
「・・ん?」
私に横顔を見せながら下を向く優ちゃんの顔は唇を噛み締めながら今にも泣きそうだった。
「か、関係ないって・・優ちゃん純平くんのこと好きなんでしょ!?」
私は思わず勢いづいて声が大きくなってしまった。
しまった・・と思ったときにはすでに優ちゃんの顔は真っ赤になっていた。
「だから!?だから何なんですか!?仕方ないじゃないですか!だって純平が好きなのは私じゃなくて先輩なんだから!!」
「ゆ・・優ちゃん・・」
今まで見たことのない顔、聞いたことのない声で優ちゃんは泣きながら私に訴えた。
そんな優ちゃんを私は思わず抱きしめていた。
「優ちゃん・・優ちゃん・・」
想っても、想っても・・届かない辛さ・・切なさを私はだれよりも知っているはずなのに・・。
こんなにも彼女を傷つけてしまった・・。
好きで好きで・・涙が出る気持ち・・私も知っている。
優ちゃんをみているとまるで自分自身を見ているようだ。
次第に泣き止んだ優ちゃんはいつものような柔らかい表情になった。
「・・すいません・・先輩・・制服涙で濡らしちゃって・・」
優ちゃんは申し訳なさそうにペコペコする。
「ううん・・。どうせもうボロボロだから、私の制服は」
優ちゃんのピカピカの制服と見比べながらつい笑ってしまう。
「・・先輩?」
「・・ん?」