愛いっぱいCHU
最後のセリフはもう涙声で叫んでいただけにすぎなかった。
その場から逃げるように走った。
「ちょっ!あすかっっ!!」
先生の声を背にして思いっきりドアを開けて走り始めた。
−−−−−−−ドンっ
「きゃっ!!」
前方を全く見ていなかった私は明らかに自分の不注意で化学準備室前にいた誰かとぶつかってしまった。
「すっ、すいませんっ・・!」
私は即座に謝った。
とっさにぶつかった人の顔をみる。
「じゅっ・・純平くん・・!!」
な・・なんでここに純平くんがいてるの・・!?
涙でぐしょぐしょの顔を昨日「泣かせたりしない」といってくれた彼に見られてしまった。
タイミングがいいのか悪いのか化学準備室のドアが勢いよく開く。
「あすかっっ!!」
そこには私のことを追いかけようとしてくれていた先生が立っていた。
私と純平くん・・そして先生の3人は呆然としたまま少しの間時が止まったかのように動けずにいた。
その場から逃げるように走った。
「ちょっ!あすかっっ!!」
先生の声を背にして思いっきりドアを開けて走り始めた。
−−−−−−−ドンっ
「きゃっ!!」
前方を全く見ていなかった私は明らかに自分の不注意で化学準備室前にいた誰かとぶつかってしまった。
「すっ、すいませんっ・・!」
私は即座に謝った。
とっさにぶつかった人の顔をみる。
「じゅっ・・純平くん・・!!」
な・・なんでここに純平くんがいてるの・・!?
涙でぐしょぐしょの顔を昨日「泣かせたりしない」といってくれた彼に見られてしまった。
タイミングがいいのか悪いのか化学準備室のドアが勢いよく開く。
「あすかっっ!!」
そこには私のことを追いかけようとしてくれていた先生が立っていた。
私と純平くん・・そして先生の3人は呆然としたまま少しの間時が止まったかのように動けずにいた。