愛いっぱいCHU
なんだろ・・。

なんか置いていってくれてるのかな・・先生・・。

「なんか・・あるのかなぁ・・」

ふと独り言を呟いていた。










私は放課後急いであの慣れ親しんだ化学準備室へ向かっていった。

そしていつもどおり勢いよくドアを開ける。


「・・・」

中はガランとしていて人の気配なんかまるでない状態。


私のドアの開け方をいつも注意していた先生・・。

いるわけないのについ期待してしまう・・。


もしかしたらまた私のこと注意してくれるのかも・・・って・・。


・・そんなことあるわけないのに・・。



あ、そうだ・・・!先生の机の中を見ないと・・。

私はここにきた理由を思い出し先生の使っていた机の引き出しを開けた。


「・・・これ・・って・・」


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