愛いっぱいCHU
「まぁーたー・・もう・・ホントどうなってもしんないよー。ヤバいもん、アイツ」

「大丈夫よっ。何がそんなにヤバいのよーっ」

私は沙都に反撃する。

「アイツの目ちゃんと見たことあるの!?アンタ」

「どーゆうイミよ・・」

ちょっと弱気になりつつも一応話を聞いてみた。

「時々・・ううん・・いつもよ・・。変に鋭い目してる・・・」

・・沙・・都

「とにかく、手放しで喜べるほどw足しはお気楽ものじゃないから」

そう言い残して沙都はその場から去っていった。

ただ一つ・・鋭い目をしてる・・って・・この言葉だけは心の隅の方で静かに残ってる・・。










キャーーーーーっっっ!!チョー楽しみっ

「おかーさーんっ、今からちょっと出てくるぅーーっ」

晩ご飯も食べてお腹いっぱいの私は今から直哉の家にいくことと満腹感で幸せいっぱいだった。

「どこいくのよ?」

お母さんは不信な顔をして聞いてきた。

「や・・やーだー、沙都んちで今度の期末に向けての勉強会よーっ」

私は必死にごまかした。

「・・ふーん・・じゃ、沙都ちゃんのお母さんにご迷惑かけないようにね」

まだ疑わしい目ではあるけど、どうにか外出の許可を得た。

私はいそいそと自分の部屋へ向かって直哉の家にいく準備を始めた。

さっき浴びたシャワーのおかげで私のカラダからはとてもいいにおいがする。

お気に入りの服・・お気に入りの下着・・・髪の毛とかもいつもと違った風に・・・。

なんだか特別な気分・・。

「るんっ」

あっ、早くいかなきゃーっ


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