センセイと一緒 ~feel.Black~
未知の行為に対する恐怖が鈴菜を襲う。
しかし柊史は躊躇うことなく鈴菜のブラウスに手を掛けた。
プチプチっという音とともにブラウスのボタンが外されていく。
やがて触れた柊史の指先に、鈴菜は大きく息を飲んだ。
「……っ……」
柊史の指が鈴菜の胸をそっと撫でる。
……その肌の感触を確かめるように。
鈴菜はびくっと体の中心が震えるのを感じた。
初めての感覚。
そんな鈴菜を、柊史は目を細めて真上から見下ろした。
「新しい男、か。……お前がそのつもりなら、オレももう、お前の教師であることを放棄する」
柊史の言葉に鈴菜は目を剥いた。
柊史はくすりと笑い、その漆黒の瞳で鈴菜を見つめる。
……渇望と熱情に満ちたその瞳。
そして続いた言葉に、鈴菜は目を見開いた。