センセイと一緒 ~feel.Black~
柊史は鈴菜の足の間を刺激しながら、もう片方の手で自分のシャツのボタンを外していく。
鈴菜は与えられる刺激に、体の奥から何か温かいものが溢れてくるのを感じた。
それを見、柊史が前髪をかき上げて鈴菜を見下ろす。
――――その、凄艶な黒い瞳。
吸い込まれそうな瞳。
「もっと足を開け。……力を抜いてろ、解してやるから」
「……っ!」
「解さないとかなり痛いぞ? ……多分、な」
言い、柊史は再び鈴菜の唇に口づけた。
口づけに翻弄される鈴菜の体を、柊史の指先が優しく溶かしていく。
……初めての快楽。
鈴菜はその快楽に身を仰け反らせた。
「……ぁあっ……ぃやあっ……」
しだいに火照っていく鈴菜の体を柊史の腕が抱き寄せる。
甘い、オリエンタルなホワイトムスクの香り。
柊史の体の温かさ、触れる筋肉の感触が鈴菜の体をさらに高ぶらせていく。