センセイと一緒 ~feel.Black~





二人は思わず抱き合い、ぴょんぴょん飛び跳ねた。

二人一緒に合格できたことが嬉しい。

鈴菜は和泉としばらく喜びを分かち合った後、携帯を取り出した。


「柊ちゃんに報告しなきゃ!」

「普通、親とかなんじゃないの? そういう時ってさ。……まぁいいけどさ?」


和泉はにやっと笑い、鈴菜を見る。

鈴菜は頬を染めながら、ポケットから携帯を取り出した。




< 204 / 225 >

この作品をシェア

pagetop