センセイと一緒 ~feel.Black~




その凄艶な、熱情と色に染まった美しい漆黒の瞳がじっと鈴菜を見つめる。

――――獣の瞳。


「……悪いな。オレはまだ足りない」

「……っ!!」

「好きなだけイけ、鈴。オレも好きなだけ、お前を食わせてもらう」

「えっ、ええっ!?」


まさかの捕食宣言に、鈴菜は目を見開いた。

そんな鈴菜に柊史は激しく口づけ、鈴菜の体をベッドに組み伏せる。

――――逃げられない快感。

鈴菜の全てが、柊史に捕われ、柊史のものになっていく。

鈴菜は体中に刻み付けられる愛を感じながら、嵐のような快感に身を任せた。


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