センセイと一緒 ~feel.Black~
その日の夜。
柊史から届いたメールに、鈴菜は目を輝かせた。
『今月の第四土曜日、13:00に駅前で待ってろ』
鈴菜はカレンダーを見た。
第四土曜日……
というと、12/24だ。
鈴菜は驚き、目を見開いた。
「……クリスマス?」
嬉しさがじわりと胸に広がる。
クリスマスに、他の誰でもなく……
自分と会ってくれることが嬉しい。
鈴菜は携帯をぎゅっと握りしめた。