センセイと一緒 ~feel.White~
熱に浮かされた頭に、尚哉の言葉が甘い棘のように降り注ぐ。
尚哉は鈴菜の胸に刺激を与えながら、鈴菜の膝から足の付け根をそっと撫で上げた。
……足の間に尚哉の指が当たる。
ひっと背筋を強張らせた鈴菜に激しく口づけ、尚哉は鈴菜を真上から見下ろした。
その、色を帯びた美しい瞳。
何もかもが吸い込まれそうになる、その瞳。
「さ、言って。言わないと最後までするよ? わかってると思うけど、おれは本気だからね?」
言葉とともに、尚哉の指が鈴菜の足の間に刺激を与え始める。
……じわりと、奥から熱いものが溢れてくる。
鈴菜は必死で首を振った。
「や……、やめてっ……」
「……言って、鈴菜。おれは今、避妊具を持ってない。もし今最後までしたら、君は妊娠するかもしれない」
尚哉の言葉に、鈴菜は目を見開いた。
――――妊娠。