センセイと一緒 ~feel.White~
切羽詰まったような尚哉の声。
物凄い力で背をかき抱かれ、鈴菜は背を仰け反らせた。
「愛してる! ……鈴菜っ……」
「……っ」
「好きだ、……君が好きだ! 10年前から変わらない、おれは君が好きだ!」
言葉とともに、鈴菜の体が前後に揺さぶられる。
繋がった部分から、緊張が解けていく。
鈴菜は体の一番奥から、何かが溢れてくるのを感じた。
「……あ、はぁっ……」
喘ぐ鈴菜を見、尚哉は目を細めて笑う。
……その愛しげな視線。
端整な額に浮かんだ、汗……。
尚哉は鈴菜の首筋に唇を這わせながら、囁いた。
「……さ、力を抜いて。気持ちよくしてあげるから」
「……っ……」
「おれの腕を掴んで、鈴菜。……今から動くからね?」